クラスTシャツの言葉は視認性を決めてから選ぶ
クラスTシャツに言葉を書き入れることは珍しいことではありません。みんなで話し合って決めれば、気持ちも入り易くなります。体育祭のようなクラス対抗で勝利を目指すイベントなら、闘争心を掻き立てるような内容も良いでしょう。文化祭のような団結して一つのことをやり遂げるイベントなら、心が一つになるような言葉も選択対象になります。
イベントとは離れた人生の教訓のような言葉なら、その先の人生で座右の銘となって力を発揮してくれるかもしれません。大きな意味を持つ可能性のあるクラスTシャツの言葉ですが、選択の際に意識しておくべきことがあります。視認性をどう設定するのかを最初に考える必要があります。具体的に言うと、ある程度、離れた位置からでも明確に判読できることを求めるのか、近くで見ると読むことが出来る程度にするのかを決めるということです。
それによって選択できるフォントや文字数が変わってきます。判読性を重視するのであれば、フォントはある程度以上の大きさを確保しなければいけません。その結果、記載できる文字数も少なくなります。逆に視認性は重視しないというのであれば、選択の幅は広がります。
人に理解してもらうことではなく、着ている人が理解出来ることを目的とするのであれば、視認性を無視して小さな文字を採用することも可能です。周囲へのアピールより、自分たちへのメッセージとしてクラスTシャツの言葉を考える場合は、選択肢に入ってくるスタイルになります。