クラスTシャツの機能が広がる素材は混紡素材

衣服は生地によって着心地が変わるので、クラスTシャツをつくる際にも当然考慮するべきところです。何を採用するべきなのかは、使用するイベントやクラスTシャツに求めるものによって変わってきます。着心地重視なら綿を選んだ方が良いということになりますし、速乾性を求めるならポリエステルを採用することになります。しかし、そうは簡単に割り切れない場合も少なくありません。

着心地の良さもある程度欲しいし、速乾性も犠牲にしたくないという場合は何を選べばいいのか迷ってしまいます。そのような時にお勧めになるのが混紡素材です。混合素材と呼ばれるときもありますが、意味に違いはありません。混紡素材は複数の素材を混ぜ合わせてくつられています。

使用されている素材としては綿やポリエステルが多いです。混ぜ合わせているので、それぞれの特徴を併せ持っています。どの生地の機能性を強く発揮するかは、それぞれの生地の割合によって決まります。ポリエステルが多く含まれていると速乾性が高くなり、綿の割合が高いものは肌触りが良いと感じる仕上がりになります。

どの素材をどのくらいの割合で使用したものを選ぶのかは、クラスTシャツの使用目的を考慮して決めることになります。汗を大量にかくことが予想されるイベントで使用するなら、ポリエステルを多く含んだものが適していると言えます。一方寒さが気になる可能性がある室内イベントなどでは、綿を多めにすると暖かさを確保出来ます。